東福寺・青蓮院 1206

東福寺
東福寺

関空に6日9時到着。

奥さんが神戸に仕事できているので、上の娘と一緒に京都で待ち合わせてお食事する約束です。

夕食の前に東福寺の少し遅い紅葉と青蓮院のライトアップを楽しみました。

上の娘はなかなか休めなくて、遅い夏休みを取って京都に遊びに来るとのことでした。

そういえば、スイスの会社の社長さんがランチのレストランから事務所に帰る道すがら「日本では最近、女の子がなかなか結婚しないって言う話を聞いたけどどうなの?」って訊いてきました。

「ああ、うちの娘がまさにそれで、看護師やってて、仕事ばかりで、その気にならないようですね。」

東福寺
東福寺

「そうか・・、実はおれの娘も看護師で、もう直ぐ30になるんだけど、結婚しそうもないんだよ。うちのは仕事に加えて、ボランティアとか色んなことやってて自分から忙しくしているみたいだけど。」

最近の日本人の若い女性の傾向を聞いたので、確かめようとしたみたいです。歳が近くて、同じ職業で、結婚しない女・・・・って、思わず笑ってしまいました。

そう言えばあの社長、クリスマスからなんと2月初めまで休みです。夏も1か月休んでたし。その代わりに仕事の時の集中力は大したものですが。

東福寺本堂
東福寺本堂

税関を通って外にでると、京都で待っているはずの奥さんが目の前にいます。「関空も見てみたかったし・・・」とのことでした。

海外ローミングの携帯を返して、スーツケースを宅急便に預けて「はるか」で京都に向かいます。

さすがにもう海外出張は最後かなと思いますが・・

東福寺
東福寺

ラクレット狙いのスイスもあるし・・・単身赴任生活のきっかけとなった会社がカリフォルニア北部のユカヤという街にあって、最後の最後に、行ってみたいなという気持ちもあります。

そういえばカリフォルニアで一緒にゴルフしまくった方がこの記事の1週間後の12月12日に亡くなられたということを、つい最近知りました。享年77歳。

ダンディな方でした。

毎年の様にドライバーを変えて、飛距離アップのためのスクールに通ったりして、ともかくゴルフを楽しむことに躊躇とブレのない方でした・・・

思い出します・・・

ユカヤのホテルで朝4時起床、ユカヤからサンフランシスコ近くまで150km程度南下、朝6時15分、霜の降りた真っ暗なゴルフ場をスタート。

カートは一人一台、カートナンバーは1番と2番です。

二人でボール捜しながら、朝9時にはもうホールアウト。

18番で隣のコースの1番ホールを周り始めたアメリカ人が我々を見て言葉が出ない様子。

「お前ら・・・何時からやってるんだ・・」

東福寺
東福寺

ホールアウトするとすぐさま再度北へ。

サンタローザの近くにある、日本人経営のゴルフ場のレストランに10時半到着。

座るやいなや「ラーメン!!」「えっ?11時からじゃないと出来ないよ」・・・

11時半からは車で10分の距離にある隣のゴルフ場でティーオフです。あきらめて移動。

18番終了して今度は東方のナパに移動。

ホテルに泊まり、翌日はゆっくり9時ごろからティーオフ・・2日で3ラウンドをこなして大満足の土日を過ごしてユカヤに帰りました。

ほかの人はその方と2日で4ラウンドという経験もあるそうです。
ユカヤの市民ゴルフ場で摂氏43℃で二人きりの貸切状態でゴルフをしたこともあります。

くらくらしたけど、湿度が極めて低いので汗で濡れる感じではありませんでした。

東福寺
東福寺

サンタローザのゴルフ場でアメリカ人が雨が降り出して皆引き上げていくのにしつこく二人でプレーしていたこともあります。

暑かったり、雨で濡れたりでも、ゴルフをするのはクレージー日本人だけって言う感じでした。

そういえばユカヤの市民ゴルフ場に朝暗いうちから張り込んで、地元の人がフロントが開いてないのにバッグかついでティーオフしていき、ハーフなり18ホールプレー。

東福寺
東福寺

7時頃に開くフロントにプレー後に自己申告して支払って帰るというやり方を学んで我々に教えてくれたのもこの方でした。

おかげさまでカリフォルニア北部のゴルフ場をあちこちと満喫しました。

接待コースも幾つかご一緒して、自分も自分のお客さんも満足しきりでした。

この2年間、日本にいて「ユカヤ会」の開催をしなかったのが悔やまれます・・ご冥福をお祈り多し上げます。

娘が来るのを待って、駅ビルのお蕎麦屋さんでお昼に。久しぶりの和食でついお蕎麦の大盛りを注文してしまいました。

娘を待つ間何処に行こうかなと駅のビラを見ていると八条口の方なので東福寺を歩くコースの案内があります。

4年前の紅葉のシーズンに東福寺、伏見稲荷(ほとんど山登りでした・・)、醍醐寺(お気に入りのお寺になりました)を廻ったことを思い出します。腹ごなしに東福寺に歩きで向かいます。

東福寺は摂政九条道家が聖一国師を他いて1243年に開基した臨済宗の大本山。東大寺と興福寺から一字ずつ頂いて東福寺とし大伽藍を19年かけて建設したものだそうです。

京都には何回も来ていましたが、5年くらい前に初めて紅葉で一番有名なお寺であるということ知りました。

駅で見つけた東福寺塔頭、天得院の特別拝観のチラシを見て、訪れます。天得院は東福寺の入り口にあります。

東福寺
東福寺

ライトアップは昨日までとのことで、のんびりするお庭ですが紅葉は大したことありません。桔梗のお庭として有名なのだそうです。

東福寺の紅葉はさすがに盛りを過ぎていますが、ところどころ残る紅葉と庭に敷詰められた落ち葉が素敵です。

以前来た時には紅葉の盛りの11月半ばで庭に入るのに行列が出来ていましたが、さすがに行列はなく、すんなり庭に入ることができました。

奥にある龍吟院が開放されているとのこと、拝観したことがないので行ってみます。

ちょっと長くなったので続くです。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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