5月10日、11日の琵琶湖・長浜ツーデーウォーク、初日は彦根城から長浜城(豊公園)までの20kmにエントリー。
2日目は、クールダウンというと聞こえがいいですが、ちょっと、ひよって琵琶湖北回り10㎞に参加します。
参加者はゼッケンに、1日目と2日目のコースを記載するのですが、20kmコースの人は、ほぼ全員2日目も20㎞で、自分のような軟弱ものはまず、見当たりません。
歩きながら途中少しお話しした京都の方は明日は40㎞の余呉コースを歩くということで、自分とのあまりの違いに、絶句。
40㎞参加の人は、ほとんどが2日目も40㎞ですが、こちらは自分と同じように20㎞に半減させている人も多いようでした。
10日は風が強く、朝、肌寒い程の日でしたが、半袖、短パンの夏仕様の服装で参加、そんな奴はそれでも2人くらい仲間がいましたか。
むしろ、風の冷たいおかげで、汗をかくほどでなく、なんとか歩き通すことができました。
汗だらけになるのを見越して、EOS6Dを温存し、Kiss4を持つというせこい考えだったのですがこれだったら・・・
ただ、重さと大きさが違って、Kiss4のほうがハンドリング性がいいこと、望遠があるのでKiss4の利点もあるのです。
街歩きには6Dを、山登など、体力系の遠出、遠くの花を狙ったりなどの場合にKiss4と使い分けていこうと考えています。
でも、一度、6Dを使ってしまうと、その違いに唖然していて、やはりKiss4では今一さみしい。
段々とすべての場合に6Dを持って出かけるようになるような気がしています。
彦根城から長浜城のコースは毎回設定されており、前から歩いてみたいと思っていました。
以前、小谷城のある河毛駅から長浜城までを歩いたので、今回歩いた分をつなげると大分制覇したことになります。
河毛からは20㎞でしたが、その時の40㎞設定も先に述べた、余呉から長浜まで歩くものでした。
それでも、残り5㎞くらいの地点でどんどん40㎞の人に追い抜かれていって、その人たちの歩き方の速さに驚いた記憶があります。
7時出発で17時までにゴールすればいいので最低でも4㎞/時の速度で歩く必要があります。まあ一般的な速度とは思いますが・・・
自分は今回、初日20㎞は5時間20分、2日目10㎞は3時間、初日が平均3.8㎞/時、2日目は3.3㎞/時とさらに落ちて、話になりません。
途中までは人並みの下くらいだとおもうのですが、最後の方に、脚が重くなって、速度が極端に落ちてしまいます。
40㎞となったら、後半はグダグダになるでしょうから、時間内完歩は難しく、エントリーは遥かに遠いところにあるようです。
翌日、歩いているときに、初日の40kmを小学3年生の女の子が完歩したとの話を聞き、素晴らしいと思いました。
親鸞聖人、蓮如さんあるいは道元禅師が京都から新潟、吉崎や永平寺まで歩いた道。
重複する部分が多いと思いますが、武将たちが京都から一乗谷、あるいは大野、勝山へ行き来した道。
さらに古の小浜から京都への鯖街道は遠敷と東大寺、吉野に延びる水の道、文化の伝播をたどる道でもあると思います。
鯖街道は約80kmということで、自分の山の師匠が2日かけて走破されていました。
などなど、切れ切れでもいい、歴史を感ずる道を歩きたいと思っています。
限られた時間でひたすら歩くというのは、自分の能力的に無理があるし、写真を撮る暇もなく、自分にはあまり面白いものではありません。
でも、色々な場所や旧道を紹介していただくいいチャンスなので、時々参加して、勉強させてもらって、再度一人でめぼしいところをぶらぶらするという形でトレースしていこうかと。
実は9月に吉崎御坊〜三国、と一乗谷、永平寺を歩く、ツーデーウォークがあるらしい・・・魅力あるのは30㎞コース・・・どうしよう・・・
とまた、話の寄り道が過ぎたところで・・・
2日目は10㎞で余裕をもって、写真を撮りながらなどと考えていましたが、なんと、カメラの電池切れで、朝、琵琶湖の写真を撮っているときに、ご臨終・・・
予備のバッテリーを充電中のまま部屋に置いてきたことを思い出します。
ということでカメラをあきらめ、ひたすら歩きに徹することになったのですが、なんのことはない、最後は脚が動かなくなって、前日より平均速度が遅い結果になってしまったわけです。
豊公園に帰ってきて、よっぽどアゴが出ていたのでしょうか、地元のご婦人に声をかけられます。「何キロにエントリーされたんですか?」
聞かれた意味は十分にわかりましたので、「えっ、・・・・すいません、これで10㎞しか歩いていないんです。」