終わり、タクシーに頼らず、部屋まで歩こうと、歩き始めます。
酔っているので、すぐに気が変わり、近所の「五縁」にご挨拶していこうと。
結局、五縁でタクシーを呼んでしまい、全く運動になりませんでした。
「なんにします?」って、お腹いっぱいで、ハイボールをお願いしてチビチビと・・・
五縁はアサヒビールなので、ハイボールは角ではなく、ブラックニッカになります。
小学生低学年の時でした。
父が知り合いを家に招いて飲みながら麻雀をしていました。
誰かが、うろうろしてる自分に、面白がって酒を嘗めさせました。
「トリス」でした。強烈な匂いと妙な甘味に辟易でした。
ウイスキーは合わない・・・っていうより、酒なんか絶対飲むまい、と思ったのですが。
大学浪人時代にグランドパブなるところに行きました。
最初に飲んだのはバイオレット・フィズなるおぞましい飲み物でした。
その後、ジン・フィズ、ジン・トニック等を経てジン・ライムに凝りますが・・・
大学の飲み会で、酔って戻した時にライムの匂いが鼻につき、2度と飲めなくなります。
洋酒で飲めるものって・・・結局ウィスキーの水割りに辿り着きます。
おそるおそる飲んだウィスキーは幼少時体験とは異なり、飲み易いものでした。
その頃、バーで飲んでたウィスキーはサントリー白(ホワイト)だったと思います。
サントリーはウィスキー普及のため、受け入れ易い味を求めた結果、
日本人の公約数的味覚、クセの少ない酒に辿り着いたのだと思います。
その味に飽き足らず、さらにスコッチを求めた竹鶴政孝が創業したニッカ・・・
サントリーの汎用ウィスキーよりクセがある味になっているのだと思います。
自分はといえば、クセのないウィスキーから、バーボン、アイリッシュと広がって、
ラム酒、ウォッカなどのスピリッツ類も合わせてたしなむようになっていましたが、
マッカランのオンザロックに行き当たり、これは美味いと・・・
スコッチの良さがわかった様な気持ちになったのが、40歳を過ぎたころでしょうか・・・
遅いっちゅうのって声が聞こえそうです。
さらに、食事が和食に偏りだして、フレーバーの強いウィスキーを敬遠するようになり.
日本酒、焼酎を飲むことが多くなりました。