井の口川河口

土日になると天気が悪い状態が続きましたが、6月16日(日)は昼から天候が回復するとのこと。
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「逆さ野坂」や「穴地蔵古墳」で興味を持った、井の口川河口の辺りを歩いてみようと・・・

以前、下の地図の永大産業の裏手にある、貯木場(海陸運輸の名前がありました)に映る野坂を撮って、「逆さ野坂」と、喜んでいたわけです。

貯木場周辺の土手と水路の感じが面白いなと、思っていましたので、周辺をぶらついてみようと。

貯木場に入る水路は本流から分岐した支流を形成しており、支流の土手が貯木場を囲う様に突きでています。

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本流と貯木場への分岐水路との間にいかにも人工の感じのする中の島状の土地があり、その中の島を利用し本流と貯木場側への支流双方に各々橋が架かっています。

井の口川は氾濫することが多いため、川の流れの影響を直接受けないように材木を貯留出来る様にしてあるのかと思います。a120616014

この周辺の土手には、敦賀国際で見たニセアカシアの樹が多く、花の全盛期に歩いて見ようと思っていたのですが、花の時期は終わってしまっていました。

ニセアカシアはマメ科の植物で、花の終わった今、豆の莢がぶら下がっており、黒く変色しています。

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ニセアカシアについては、「さくら*さくら0520」でアカシアとの比較について記載しましたが、学名の pseudo=acacia(仮のアカシア)からニセアカシアと名付けられたのだろうと。

※ニセアカシア(学名:Robinia pseudoacacia):北米原産のマメ科ハリエンジュ属の落葉高木。和名はハリエンジュ(針槐)。日本には1873年に渡来した。用途は街路樹、公園樹、砂防・土止めに植栽される。(Wikipedia)

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先に述べましたが、井の口川河口の中の島を利用して、橋がかかっています。

本流を渡る橋が「穴地蔵橋」、貯木場からの支流の橋には「貯木場橋」とそのものすばりの名前がついています。

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この橋からの眺めは、係留されたボート群あり、鬱蒼とした土手の中をひっそりと流れる川の流れありで、ゆったりしていて落ち着く場所になります。

この橋を渡ると住宅街があります。

敦賀に来た当初、通勤時に住宅街を抜けて、二つの橋を渡り、花城で西浦県道に出る道が近道になることを発見して、喜んでいました。

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しかしながら、通勤時間帯の住宅街住民へ多大な迷惑をかけるということで、「関連する業者は通行禁止、やむを得ず通る場合には速度を制限して走る」という通達がお客さんからでています。

自分はしたがって、朝、住宅街の入口で曲がりたいところを直進し、永大産業の周囲を大回りして、清掃センター、穴地蔵古墳前を通り、住宅街の出口になっている貯木場橋とぶつかる道を走っています。

正直言うと、今でも比較的数多い車が住宅街に消えて行くのを、また、貯木場橋からでてくるのを見かけます。
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一般の車もいるでしょうし、美浜側に通う車も多いようですので、一概に括ることはできませんが、まあ、通達を知りながら、人の迷惑を顧慮せず、という態度は理解しにくい・・・

住宅街の中とは言え、公道を通るなということも、一面では無理がある気持ちもします。

それでも切れ間のない車列が団地の中を走り抜ける状態は耐えがたいものがあることは事実でしょう。
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速度を緩めるなどの配慮はしているのだと思いますが、各自の自分一人だけならというエゴむき出しの感じがします。

被災地の瓦礫処理で、総論賛成だけど、自分の地域での処理は許さないという地域エゴが横行している今日この頃・・・

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日本に充満していた被災地に対する、思いやりと支援の気持ちは薄れかけてきて・・・自分のことしか考えられない世間が戻りつつあるようで・・・と、話が脱線・・・

車の中から、住宅街通行組の車をにらみつつ・・・にらむだけで、何もできずに通り過ぎます。

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自分も、大雪の日に、松陵中学経由の道が大渋滞、清掃センター側の道が積雪で怖く、住宅街の中を通らさせていただくことはあります。というところで、あまりえらそうに言えないところもあるのですが・・

今日は、カメラだけを担いで車に乗ってしまいましたので、足元はクロックス・・・橋から中の島になっている土手の中に入ってみようと思いましたが、藪がひどくてクロックスでは歯が立ちそうもありません。

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おまけに中の島は県の土捨て場になっているようで、あまり、堂々と歩き廻っては行けないのかもしれない。

中の島はあきらめて他に歩けるところがないのかとしばらく川沿いに歩きましたが、貯木場の水路部分は、永大産業の敷地の延長のようになっており、永大産業に入りこむ許可を得ないと行けないようです。

地形を物色しながら歩いていると、雨がポツポツと落ちてきました。

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以前にみぞれ混じりの雪の中で西福寺を歩いていて、カメラを修理に出す羽目になり、カメラを濡らすことにナーヴァスになっています。

ここで断念しよう、次回、ちゃんと靴履いてこようと、部屋に戻りました。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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