野坂山 0418

好天が続いた先週の土曜日、あまりにも気持のいい朝で徒歩で野坂山を往復することにしました。朝食抜きで、6時前にアパートを出発。

公民館の桜

コンビニでオニギリ二つ買って、歩いていると萩野の公民館のところで散りかけた桜の木がまだ花を残していました。

野坂

振り返ると野坂と岩籠が朝日の中に佇んでいました。

岩籠

この後、いろいろな桜に出会いますが、それは前回に書きましたのでここでは省略します。

萩野から粟野に抜けても、もう終りだと思っていた桜が色々あるもので登山口までたどり着くまでに普通1時間半のところ2時間以上かかりました。

途中川の中のサギを追いかけたり、工事中の高速道路の写真を撮ったりしてましたし・・

<川の中のサギ>

工事中の高速道路

青年の家までたどり着くとキャンプ場への上り口のドウダンツツジも満開です。

ドウダンツツジ

登り始めると足元にイカリ草が・・・不安な気持ちが湧いてきます。

「今日は時間がかかりそう・・・」花を見つけるともう今まで何度も撮ったことのあるものでも捨てておけず、写真を撮りながらの山登りになるのでかなり時間をとられることになります。

イカリソウ
イカリソウ

ただでさえ歩く速度は遅い方なので大変です。水場までの道を沢沿いに歩き始めると2輪草が満開状態でした。一輪だけ咲いて相棒がまだ蕾の状態のもの、見事に2輪が同時に花開いているものもあります。

野坂山を守る門番のような(と自分で勝手に思っているのですが)見事なコブシの木が花を咲かせていました。もう終わりのころと考えていましたが満開状態です。

一の岳までの道端に山桜が少しだけ花を残していました。

ヤマザクラ

行者岩に近づいてくるとカタバミが咲いていました。3分咲きくらいでしょうか?少しピンクの花弁のものもありましたが種類が違うのか、咲き始めのころにこういう色をするのかわかりません。

カタバミの傍らにスミレが咲いています。正確な名前に自信はありませんが、「山野草を育てる」で確認するとタチツボスミレと思います。

タチツボスミレ

一の岳までくると白山がくっきり見えます。雲が出ないうちに頂上へ急ぐことに。

二の岳から三の岳へ向かう道は背の高い木に囲まれた気持ちのいい道でお気に入りの場所です。枯れ葉のころ、新緑の頃、雪のあるころ何回も写真を撮っている気がします。

今日はちょっと変わって木の枝越しにみる青空を撮ってみました。

頂上付近には既にカタクリ保護の囲いと表示ができていて、1分咲きくらいでカタクリが花を開いていました。きっと今日は盛りになっていることと思います。

頂上にでて、オニギリを食べながらベンチに座って白山をずーっと眺めていました。右の方に白山ほどではありませんが白い峰が見えました。荒島岳なのかもしれません。

団体さんが登ってきてちょっと煩くなったので、ようやく腰を上げて帰り始めました。

カタクリ

遠い山の写真を撮りたくて18倍ズームのコンパクトカメラを買ったのですが、腕がないもので遠くの山を撮ってみても満足できる写真がとれない状態です。腕のせいにせず、一眼レフに変えることで解決を試みるしかないのかと思いこみ始めているところです。

登るのと同じくらい時間をかけて降りましたがさすがに疲れてきて、コミュニティバスか、小浜線の丁度いいのがあれば乗ろうかなと思いましたが、タイミングが悪く、行ったばかりでした。

野坂茶屋でランチして一休みにします。野坂茶屋の中は満席で、テラスで風に吹かれながら食べることに。

オムライスとアールグレーで元気をつけて、アパートに帰還。

即、越の湯に出かけて、露天風呂でくつろいだ後、生ビールを一杯。充実の一日でした。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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