野坂山 0619

デジカメ一眼の初登山で緊張して?出発に手間取り、ようやく駐車場へ。

「野坂岳一人旅」さんが早くも降りて来て、自分の関東NOの車見て「おっ、遠いところから・・」と一言。自分の事情をご説明します。

いまだ、お見知りおきいただけない新参者です・・・

駐車場

「野坂岳一人旅」さんのブログはRCNのブログでいつも20位以内くらいにランクされている人気ブログです。

山や花に詳しい人のコメントも集まり、一種の同好の士のサロンみたいな感じで発展しているようです。花の名前は何時も、ブログを参考にさせていただいています。

登山口

最近のブログで「キンラン」と「エビネ」の盗掘に怒りを爆発させておられましたが、この日、頂上にたどり着いたときに避難小屋のノートにも同様に書き込みをされていました。

山の雰囲気を愛する人がその雰囲気を壊す行為をするということは理解できません。花を愛するということが強くて独り占めしたいという気持ちになるのでしょうか?

杉林

ちなみに自分はブログで拝見しただけでキンランにはお目にかかったことがありません。

今回一眼レフ購入に際して、18~55mm、55~250mmのダブルズームに加えて55mmの固定レンズも購入しました。

明通寺で試した結果、55mmは面白いけど、山では遠景あり、近場あり、接写ありなので、ちょっと使いにくそうだなと置いていくことに・・

18~55mmで登り始めて、沢向こうに咲いている花を撮りたいと思うと、やはりレンズ交換が必要になります。

これはただでさえ足が遅いのに時間がとてもかかる・・

途中で考えを改めて、登りは~55mmで行き、頂上でレンズ交換して~250mmで降りることにしました。

実は・・・マイクロ接写を考慮してコンパクトデジカメも持って来ていたのですが、それも諦めて、コンパクトデジカメはザックの中に納めます。

前に、一眼レフでなくてもそれなりにというコメントいただき恐縮しましたが、一眼レフに変えてもこんなものかねと言う声が聞こえそうで、ちょっと力んでるかも・・・

結果としての写真はさて置き(勝手にさて置くなよ・・・)、一眼レフの良さは、切り取りたい風景とファインダを覗いた感じが近いということのような気がします。

まあ、まだえらそうに言える段階ではありませんが・・・

雨の野坂で疲れ果て、一の岳のベンチに腰掛けてもう帰ろうかと思っていた時に、励ましてくれたオバサンが日よけの傘さして降りてきます。

雨でも好天気でも傘が便利なようです。

何回かお会いするうちに会えばご挨拶するようになりました。

「最近見なかったね。まあ大荷物抱えて・・・」「ちょっとサボってたのと、金糞とか他に行ったりしてました。」「もっと登らんと・・・体重増えてるよ。」と、どうも、いつも痛い所を突かれます。

でもこんな感じが野坂というか地元の良さなんだと思います。

久しぶりの野坂はピンクのタニウツギはほとんど無くなり、白いヒメウツギ、サワフタギ、上の方はヤマボウシの競演でした。

タニウツギ

以前トリカブトとニリンソウの葉の比較でトリカブトの葉が根元まで切れていて、ニリンソウの葉は根元がつながっていると言う話がありました。

花はありませんが、ここら辺にトリカブトが生えてて、ここら辺に確かニリンソウという感じで成長した葉を見ると違いが明確なような気がします。

あの可愛い二リンソウがこんなに大きくなるものとは思いませんでした。

文字通り身体が重い上、湿気が多くて、歩調はどんどんゆっくりになります。

人並み以上の汗っかきの上、顔がゆがんでいるのでしょう、降りてくる人すれ違うたびに励まされます。

「もうすぐですよ」「がんばってください」と励まされてちょっと照れくさくなります。

頂上からの展望は悪く、そのうち人がだれもいなくなりました。

レンズ交換をして、降り始めます。~250mmは重くてレンズを支えながら歩きます。

頂上

ヤマボウシは葉の上に花が付く為、見上げた角度ではなかなか花の写真が難しい。下りの時に上から撮るとようやく花が見えます。

のんびり歩いていると、昨夜「能登」で酔いつぶれていたS2さんのご同僚のIさんがランニングスタイルで登ってくるのにお会いします。

毎週土曜日はゴルフをされているはずですが、昨夜というか今朝方3時まで飲んでたので、ゴルフはキャンセル、身体がうずうずして昼から野坂に来たとのことでした。

ヤマボウシ

帰りがけに、野坂茶屋の駐車場に車が一台しか止まっていないのを確認。

最近人気が高いらしくて満杯状態で敬遠してたのですが、久しぶりにお茶して帰ろうと・・・

入るとやはりS2さんのご同僚のTさんご夫妻がお茶されていてなんと奇妙な繋がりのある日よとあきれました。

山ツツジ

 

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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