箱根歩き

連休の前半は仕事、後半は娘の彼氏の告白を受けるため、箱根で過ごしました。

ポーラ美術館

一緒に夜食事をすることになっている5月3日、モジアリニの絵がポスターになっている「ポーラ美術館」の「肖像の100年ルノワール モディリアーニ ピカソ」展に・・・

ポーラ美術館は仙石原の森の中に自然に融和するように造られた美術館で2002年の開館、9500点のコレクションを有するそうです。

ポーラ美術館

毎年3月~9月と10月~2月までの2期に分けテーマを決めて展覧会が開催されます。今年の上半期は肖像展ということです。

外国の美術館は写真はフリーですが日本では写真はまずとれません。ここも例外でなく写真撮影禁止ですがロビーはご自由にということでした。

肖像画の写真は美術館のホームページの絵を利用させていただきました。

テーマ以外の常設絵画もシスレー、モネ、セザンヌなど印象派の好きな絵が多く満足でした。

箱根にはフジサンケイグループの活躍のためか美術関係の施設が多いですが、ポーラ美術館はリピーターになりそうです。

※上記のユトリロの絵は「ラ・ベル・ガブリエル」 1912年で、自分の好きな絵の一つですが、後に東郷青児美術館の「ユトリロ展」で、下図の「ベル・ガブリエルの酒場」1943年がありました。後年のガブリエルも淡くて良いなと思います。

でも、「枯淡」というよりは、思い入れの量が若い頃の絵に比較して薄れていっているような、そんな感じもしてしまいます。(モーリス・ユトリロ展続き

ポーラ美術館で午前中を過ごし館内の喫茶店でお茶して、午後は「箱根湿性花園」に。

cover

午前中の余韻があり、あまり期待しないで出向きましたが、予想を裏切り、ここも同じように季節毎に訪れたいほどのお気に入りになりました。

箱根湿性花園

・・・まあ食わず嫌いの傾向があるのかもしれませんが行くとこ行くとこがお気に入りになるので大変です。

箱根湿性花園

箱根湿生花園は、湿原、川、湖沼などの水湿地に生息している植物を中心に集めた植物園。

箱根湿性花園

低地から高山まで日本の各地に点在している湿地帯の植物200種、草原や林、高山植物1100種、外国の山草も含め、約1700種の植物を集めています。

箱根湿性花園

園内の植物には名前と写真、生息地が必ず記されており、箱根原生の植物かどうかもわかるようになっていて素人にも分かりやすくなっています。

水芭蕉はもう花が終わって大きな葉が成長していました。

ミズバショウ

咲いていた花を一部ご紹介。

夜の食事会は130年の歴史を持つ箱根富士屋ホテルのレストランでした。

富士屋ホテル(富士屋ホテルホームページ

向こうの緊張がこちらにも伝わってきて、思わずほとんど独りで赤ワインを一本飲んでしまいました。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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