神護寺

11月10日、朝9時過ぎに京都駅到着。

昨日、敦賀駅で、帰りの新幹線を17時半頃で確保してありますので、夕方までゆっくり楽しめます。

「ジパング俱楽部」を利用し、敦賀から通しで東京駅まで購入、京都は途中下車にしようとしたのですが、「ジパング」では京都経由で東京行きは購入できないとのこと。

経路が一筆書きであることが条件になるのですが、敦賀~京都~東京では一部路線がダブるため、不可である、と言うことでした。

乗客としては「サンダーバード」で京都に行き、京都から新幹線に乗車するので、一筆書きの感覚がありますが、路線的には山科~京都間が北陸線と新幹線が重複しているということのようです。

山科経由で検討しようとしても、「サンダーバード」は山科に停まらないし、新幹線たるや、山科に駅もありません。

「ジパング」は往復200km以上の場合に3割引が適用されます。

敦賀~京都は95kmしかなく、以前、米原経由で買えば、往復200kmを越えるのだがと、駅員に確認したことがありますが、購入ルートは最短距離を想定すると言うことでした。

新大阪当たりまで買えば片道130kmを越えるのですが、割引金額もそれほど大きくなく、面倒くさいので京都往復では「ジパング」を使用していませんでした。

今回、無理くり山科経由で東京まで購入しようとしても、最短ルートルールで許されず、敦賀~東京間の最短距離、米原経由を購入し、米原で途中下車して、京都往復を別途購入という所に落ち着くのでしょう。

京都までと、京都~東京を分けて購入しました。って、相変わらず、余分なことで寄り道をしてしまいました。

神護寺にはJRバスで小一時間かかるとの情報を得てありました。バス停に向かうと、ちょうどバスが出たところで、30分ほど待つ必要があるとのこと。

既に20人ほどが並んでいる列の後尾に並びます。次から次と列は延びていき、かなりの人数が並びます。これは一台では無理なのではないか。

今日は高雄でお詣りして、夕方に京都にたどり着けば良いので、時間は余り気になりませんが・・・

列の前のお客さんが係員と話をしているのが聞こえてきます。どうやら臨時バスがでるらしい。臨時バスは定期便とことなり、直行便になること、人数が余れば、増便するなど嬉しいニュースを知ります。

結局間もなく来た定期便には、地元の人らしい方達が乗りますが、リュックを背にしたり、カメラをぶら下げた人達は臨時バス目当てで動きません。

定期便が出てから、暫くすると臨時バスが来ますが、列の後ろの方から怒りまくる声が聞こえてきます。

臨時便の話が列の後ろに伝わって居らず、列が動かないまま、定期のバスが出てしまったことに焦ったお客さんが係員に詰め寄っているところでした。

人数に応じて、現場と会社が連絡取り合い、臨時バスの調整をしているバス会社のきめ細かい手配に感心していましたが、現場の人手不足から、情報伝達に齟齬が生じてしまったことが、お気の毒な感じ。

臨時バスは停留所はノンストップでも道路の混雑状況の問題があり、50分程かかって、神護寺の入り口である「山城高雄」に到着します。

不意の京都で、御朱印帳を持参していませんでした。今日は神護寺を起点に西明寺、高山寺とお詣りしようと考えていましたので、神護寺で御朱印帳を購入します。

紅葉真っ盛りというわけにはいきませんが、桜で言えば3、4分咲き程度というところでしょうか、それなりに楽しめます。

神護寺は略称で正式には神護国祚真言寺と称する。

平安遷都に功のあった和気清麻呂の開基による神願寺および高雄山寺の2寺を、弘法大師が現在の地に真言宗のお寺として合わせ、神護寺としたのだそうです。

境内の雰囲気はその広大さのせいか、京都の街中のお寺と比較して、空間がゆったりしているというかなにか寛げる感じがしました。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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