石山寺1128

お寺を訪ねた記録なので、本来は史跡巡りにすべきかと思いましたが、お寺よりは紅葉が主体なのでカテゴリを「花」にしました。

石山寺と金剛輪寺の2か所を廻りましたが、頭の中が赤や黄色に色付いてしまうほど紅葉を満喫しました。

今回は石山寺です。石山寺は東寺真言宗のお寺。

縁起は「花風景 桜2 石山寺」(2009年4月24日)で書いたので省略します。

改めてWikipediaで確認すると寺史はあまり明確ではないらしく、醍醐寺と密接な関係がある様だとの記載がありました。

11月27日(土)は21日(日)に次いで出勤でした。

ハワイで休んで、しかも先週はゴルフ2回と遊んでた後ろめたさがあって・・・休日の出勤の必要性がある時には「俺が出るよ」とつい申告を・・・紅葉シーズンが過ぎて行く・・・

翌28日(日)はお休みですが、敦賀は余り天気がよろしくなさそう。

天気予報では南に行けば天気は良さそうなので、紅葉求めて湖東三山、永源寺に行こうと車に乗ります。高速で滋賀県に入ると、陽が射してきます。

正解だったな・・・と、さらに走るうちに欲ができて、これなら前からの懸案だった紅葉の石山寺に行けるかなと、もう少し足を延ばし、石山寺を目指すことにします。

ちょっと心配だったのは桜の頃に行った時に駐車場が行列状態で、暫く待たされたので、同じように入るのに苦労しないだろうかということです。

部屋を出るのが遅かったので、たどり着く時刻には人がいっぱい出て来ているかもしれない・・・

結局、道路にはみ出すような行列はなくてホッとします。駐車場の入口を入って、案内を待つ間に若干待たされたのと、かなり止めにくいところに駐車させられたということはありましたが・・・

駐車場から東大門への道にも紅葉があふれてきているので、期待が膨らみます。

東大門から覗くと、参道が紅く染まっています。今日までライトアップがあると言うことだったので、シーズン内にまあ、間に合ったのかなと言う感じでした。

桜の頃に来た時も活躍していた光源氏のユルキャラ、「おおつひかる(大津光ル)」くんがおばちゃんや子供達の人気を集めていました。

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そう言えば、平城京遷都1300年祭の「せんとくん」、お役目を終了して今度は県のキャラクタに転職を果たし、明けて卯年の今年、「せんとくん」宛てに年賀状が400通も来て、そこそこ人気が出てきたというニュースがありました。

でも、「ひこにゃん」への年賀状は1万通を超えたのだとか・・・「ひこにゃん」の人気は他を圧倒しているようです。

入山受付をして歩き始めてすぐに国宝の本堂の舞台が見えてきます。紅葉の衣をまとう本堂の舞台の姿は迫力があります。帰りに撮った正面からの写真を後段に載せました。

今まで京都の紅葉は永観堂、東福寺等に行きましたが、紅い色が多いような気がしました。

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石山寺は場所により紅い葉、黄色い葉、褐色の葉などが適度に分布している感じです。また、樹の大きさが大きく、自然がはぐくんできた紅葉美という感じがします。

前回は本堂内の内陣を参拝しなかったので今回は、と思っていましたが、大勢の人が集まって、なにか行事をやっているようで、極一部しかお参りできないとのことで、諦めます。まあ今回は紅葉メインでよしとしようと・・・

三十三間堂で求めた御朱印帳を携えてきましたのでお願いしtます。若いアンチャン風の人がヒョイヒョイと簡単に添え書きをしてくれます。なんとなく重みがない。う~ん、三十三間堂で御朱印をいただいた時のあの感激が・・・

それでも、隣のおばちゃんと彼の話を聞いていると、きちんと書を学んでいる人らしくて、それなりの字らしい。外見で判断してはいけないのだと・・・

国宝多宝塔周辺にはあまり紅葉がなくて、素通り状態で先に行きます。宝殿の廻りはほとんど人が歩いていませんが、紅葉が取り囲んで、雰囲気がいい。

本堂の方向を見下ろすと本堂の背面の林も色づいています。

月見亭に到達すると瀬田川が下に流れる展望が広がります。三井寺の琵琶湖の眺望も気持ち良いですが、ここも、桜の季節も、紅葉の季節もいい眺めだなと思います。向いの山も紅葉の盛りの様です。

帰ってから整理していて「月見亭」で思い出したのですが、、近江八景の「石山の秋月」はここから仰いだ月のことを言うのかなと。

紫式部展が常設されている豊浄殿に向かう道は緑と紅葉が入り混じります。

今回も紫式部展はパス、廻りの紅葉の写真を撮って光堂の方に下って行きます。

紅葉の中にちょっと趣の異なる色が・・・

本堂の裏手の庭園の無憂園にたどり着くと、樹々の落葉が進んでいて、全山の中でも、さらに季節が進んでいる感じがします。

右手に展望台への標識が・・・登ると対面に本堂が紅葉の向こうに浮かんでいます。横、縦の写真を続けて・・・って一人で興奮して・・・

展望台から下って、見上げてまた一枚。再び、本堂まで登り、周辺の写真を・・・

なかなか去りがたいのですが、そろそろ移動しようと、振り返り、振り返り、帰り始めます。

帰りがけに大黒堂の中で残りっ屁の写真を・・・

前に来た時に、次回は必ずと思っていた「しじみめし」で昼食をとります。

空いているのに、壁際に設置された狭いカウンタに案内され、壁を相手にお食事を・・・

それでも、しじみめしを美味しくいただきながら、迷います。

この後、ここまで来たんだから、三井寺に行くか・・・当初の目的の湖東三山を目指すか・・・三井寺はまた桜の時に来くるぞと言うことで、湖東三山に戻ることにします。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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