猪之助祭

毎年7月15日には「猪之助祭り」が開催されます。

場所は猪ヶ池にある、「猪之助神社」 普段は社は閉じられていて、建物の表示も字が薄くて読めません。

いつも利用させていただいている「「神社探訪」」にも、さすがにここは記載されていません。

猪之助神社
猪之助神社

八大竜王の額が社の入り口にかけられています。

「八大龍王は、法華経に登場し、仏法を守護する天竜八部衆に所属する水中の主である竜族の八王で、霊鷲山にて、諸天、諸菩薩と共に、釈迦の説法を受けます。

釈迦に「妙法蓮華経」の『観音菩薩の御働き』の説法を受けた八大龍王は、覚りを超える『阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)』、『無上正等正覚(むじょうしょうとうしょうがく)』を得て、護法の神となられるに至った。

猪之助神社
猪之助神社

古代インドではナーガという半身半蛇の形であったが、中国や日本を経て今の竜の形になった。 」(Wikipedia)要するに水に纏わる神を祀っているということなのか・・・

毎年の「猪之助祭り」には、お寺の名前は聞き逃したのですが、おそらく浦底のお寺の住職さんなのだと思いますが、住職様に来ていただき法要が行われます。

地元の有力者の方達、お客さんの幹部職の方々、我々協力会社の人間が法要に参加します。猪之助の法要と併せて、各社の安全祈願も執り行われるため、奉献酒をお供えします。

猪之助祭り
猪之助祭り

弊社もそうですが、我々の属する業界は、カタカナ会社が結構あって、住職さん、いつも読み上げにご苦労されています。

昨年くらいまでは住職の自己紹介に引き続き、猪之助の説明があったのですが、住職さんのお話の内容が聞き取り難く、よく理解できないままでした。

今年は、それすらも省略されて、それはさておき、で始まったので、今回、内容補完することかなわずでした。

猪之助祭り
猪之助祭り

かすかな記憶によると、猪ヶ池はたたりがあるから近寄ってはいけない、魚を獲ってはいけないなどの禁忌があった。

ある日、寺男の猪之助という男が行方不明になり、探し回ったところ猪ヶ池で死んでいるのが発見された。

それで?という感じなのですが、そこで話が終わってしまうので、意味がよく理解できないままでした。

猪ノが池
猪ノが池

7月15日は水島の海開きも近い日に当たりますから、「猪之助祭り」が漁や、水遊び等の水難を防ぐということの象徴としてあるのかなと言う気がします。

この数年、猪ヶ池は熊の出没情報により、立入り禁止になっており、池の中央に人工島を与えられて、くつろぐ野鳥達の王国状態です。

野鳥観察小屋か、道路傍から眺めるしかない状態で、熊ならぬ、人間の「くま」の目には、ますますその神秘性が深まっているように思えます。

猪ノが池
猪ノが池

このまま立入り禁止を継続して、10年くらい経てば、隔絶したロストワールドとして敦賀名物になるかもしれません。

どうせなら猪之助伝説をもう少し脚色、補完して・・・

畏れ多いことを言いました。ともかく、南無阿弥陀仏・・・いや猪之助祭りは南無妙法蓮華経・・・です。

※一部8月に撮った写真を追加しました。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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