新岩間温泉ウォーク1024

二日目目は新規コースとして開発された新岩間温泉までの林道歩きです。

新岩間温泉歩き

昨日は猪鍋を・・美味しかったけど、余り食べる機会がないということで昨夜の熊鍋の方が感動でした。

宿屋に加賀禅定道の袢纏がかかっていて、女将さんに訊くと、この旅館の御主人のお父さんが加賀禅定道の整備に力を注いだそうで、御主人もお父さんに付いて、禅定道を歩いているのだそうです。

ちなみに御主人は猟師さんで、熊にしろ猪にしろ、猟師の御主人の獲物なのです。

加賀禅定道入口

集合まで時間があるので、スキー場のゴンドラで一番上まで行くと、加賀禅定道の入り口があります。

この案内図を見ると大分禅定道は整備されているのかも知れません。でも・・・18kmだって・・・ちょっと自分には制覇は難しそうです。

加賀禅定道入口

禅定道は加賀の他に、越前、美濃とありますが、越前は整備が進んでいないと言う話を聞いたことがあります。

ただし、白山の砂防新道を登った時に、隣の尾根に見えるのが越前禅定道だよと、歩きながら話をしていた小松の方に教えていただき、感動した記憶があります。その時も10時間の行程と聞いて、とても自分には無理だな・・・と。

今朝は何時になっても太陽が顔を見せません。雨は降らないようだけど、雲の多い日になりそうです。ゴンドラの終点から見える山の頂は少し色づいている程度で紅葉はまだまだの様です。

一里野スキー場頂上

隣の尾根にあるスキー場みたいです。

あんなに、自然をえぐってしまうのか・・・とちょっとショックがあります。まあ昔は喜んでスキーをしていたのでなにかを言える立場にはありませんが・・・

一里野スキー場頂上

ゴンドラの終点のは広い野原になっていて、花が少しだけ咲いています。

ゴンドラからr降りてくるとそろそろ人が集まって来ていました。

新岩間コースは白山スーパー林道の隣の沢沿いの林道を歩く新しいコース設定です。人気があるみたいで出発時には大きな団体で歩き始めます。

これだけ人数が多いと写真を撮っていても、後から後から人が来る感じで、置いていかれることはなさそう・・・

大分歩いても近くに見える山の頂は、色鮮やかと言う感じにはなりません。こんなものなのか、紅葉が遅いか・・・主催者が張り切って設定したコースなのですから、季節さえ合えば、もっと彩られるのだと思います。

歩いている林道も歩いている人の服装を別にすると新緑の中をあるいているかと思うほど緑が多い感じです。

紅葉よりは雄大な渓谷の雰囲気を楽しむウォークというところです。

心配していた車の通行はそれ程多くなくて、皆道いっぱい広がって歩いています。主催者側の人が要所要所で注意してくれます。

また時々、誰ともなく、「車きましたよ~」の声がかかって車を通します。

林道沿いで、車の排気ガスのせいか余り花もありません。

歩いて高度があがったせいでしょか、少しずつ、色付いた葉が見えるようになります。

たどり着いた新岩間温泉は実際には廃屋になっており、経営はされていないのだそうです。小さい祠がある辺りで、皆お弁当を使っています。

弁当を持たない「くま」は折り返して、下ってから新岩間山荘の食堂で蕎麦と堅豆腐のお刺身で昼食をし、そのまま敦賀にとんぼ返りしました。

敦賀に戻って、その夜から、また酒を飲めない、遠くにいけない待機状態に入りました。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA