己高山1126

週末が来ると天気が悪化する最低の周期に突入して、なかなか紅葉狩が進みませんでしたが、11月26日(土)に己高山、石道寺、鶏足寺を楽しんできました。

石道寺
石道寺

11月26日の週は天候の周期が少しずれて、金曜日までぐずついていましたが、土曜日は雨はなさそうです。

今年の紅葉は白峰ウォークから始まり刈込池、夜叉が池、野坂、青葉山と、だんだんと南下して行こう。

鶏足寺
鶏足寺

その後は金剛輪寺以外の湖東三山、行けたら三井寺、その後一気に京都・・・と思っていたのですが。

白峰ウォークは白山スーパー林道を開門前の早朝に歩くコースにエントリーして楽しみにしていたけど、仕事で断念。

幻の刈込池で書きましたが、刈込池は天気バッチだったけど、崖崩れで、たどり着けずに赤兎(途中まで)に変更しました。

刈込池:大野市ホームページ 来年こそ・・・

夜叉が池は天気が悪い日が続いて行けない土日が続き、おそらく紅葉はもう遅いだろうと・・・
今日は野坂かな・・あるいは己高山、鶏足寺のセットで行くかと決意して・・・

外にでると、おっと、野坂が白くなっています。うーん、野坂の霧氷も捨てがたい・・・でもまあ今日は紅葉優先だと8号線を南下します。

白くなった野坂
白くなった野坂

天気はいいのですがなんとなくガスっているというか雲が低いと言うか・・・

山にガスがかかるものこれまたいい雰囲気・・木之本の手前でつい車を止めて一枚。

滋賀の山
ガスがからむ滋賀の山

己高閣の駐車場にたどり着くとまだ時間が早くてチェーンが張ってあって、中に入れません。登山口に近づいたところで道端に車を停めようかと思い先に進みますが、工事中につき、通行止めの看板が・・・

己高閣
己高閣

己高閣に戻り、事務所でお願いします。

「登山の人は長くなるからここに停めてもらっては困る。ここはびっしり車が停まるので迷惑だ。」とのこと、どうすればいいでしょうか?と・・・

己高山
己高山登山道

登山道に向う、田んぼの脇に空き地があるからそこに停めなさいと・・・「でもさっき通ったら関係者以外、駐車禁止になっていましたが・・」「邪魔にならないところに停めておけばいいから」

居張滝:前に来た時は水が枯れていて滝には見えませんでした。
居張滝:前に来た時は水が枯れていて滝には見えませんでした。

空き地は車が悠々一列に10台位停められるスペースがあります。

でも、邪魔にならないところって、わからない・・・ままよと、出入りに影響ないようにどうどうと真ん中に停めてしまいます。

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まあ、屋台だしている地元の人が運搬車を一時的に停めるためだと思うので、あまり問題にはなるまいとの思いでした。

なんと通行禁止の道は問題なく車が通れそうです。これならこっちまで来て登山口に停めてしまえばよかったか・・・

写真入りの熊注意は迫力ある・・・と、びびる「くま」
写真入りの熊注意は迫力ある・・・と、びびる「くま」

それにしても、紅葉の人出で大変なことわかるけど、登山者に冷たすぎる態度・・・信仰の山にあるまじき・・

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と、まあ勝手なことブツブツ言いながら歩きます。

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周りの山がガスで霞んでいて、周りの空気も湿度十分と言う感じです。カメラのレンズがじっとりしていて、曇りがちになります。

登山道の紅葉は黄色から褐色と言う感じの葉が多く、落ち着いた感じです。

時間が早かったせいか、登山者はいませんでしたが、1人、2人とぽつぽつと抜いていく人がでてきました。10人程度の集団を入れても総勢15人程度でしたか。

ほぼ同じ標高の野坂に比べるとすこぶる人が少ない。きっと頂上の展望がよくないので人気が少ないのだと思います。

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12月に入って野坂に登ましたが、雪が降ったこともあり、多くの人が押しかけていました。人気に随分差があるようです。

自分にとっては己高山は山歩きと鶏足寺跡地と紅葉を楽しめる絶好の条件の山で、今回はおまけに雪まで楽しめたのだから充分満足できたのですが・・・

山の端から朝日が射してきてだんだんと紅葉が輝いてきます。

六地蔵にたどり着きます。

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六地蔵の廻りは昔なにか建造物があった跡だったのでしょうか?紅葉が一段と綺麗です。

ちょうどう六地蔵の向こう側から朝日が昇りつつあり、一面がキラキラ輝き始めます。

興奮して写真を撮りますが、逆光気味で、なかなかうまく行きません。

写真を撮っているうちに二人登ってきます。

六地蔵見ても感激は少なそう・・・金沢から若狭の山を求めてきたけど、なぜか己高山に変更して登ってきたとのこと。

福井や滋賀の山を大分登っている御様子でした。

六地蔵を過ぎると緩やかな尾根道歩きになります。

牛留のある六合目当たりにくると少し展望が開けます。

六合目を過ぎると雪が目立つようになりました。金沢のご夫妻と抜きつ抜かれつ話をしていると、下から見上げたら白い物が見えたから雪があるなと思ったよとのことでした。

山を見上げていたはずですが白くなっているというのは気が付きませんでした。

というより登る前にどれが己高山かというのを確認していなかったのが事実ですが・・・

それにしても紅葉と雪が楽しめるなんて、こんなに嬉しいことは無い。

鶏足寺跡は一面の雪の中でした。表示はないのですが、8合目くらいに相当するのでしょうか?あるいは9合目くらいなのかしら?

ここから頂上までは完璧な雪道になります。頂上付近の急登がちょっと心配でしたが、ロープを活用してなんとか頂上までたどり着きます。

頂上は火を使っての昼食をしている人が多い中、立ったままオニギリ食べて、お先に失礼します。

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前に迷った道だし、今回は雪があるので大丈夫かしらと不安を感じつつ・・・

前に登った時に判り難いと教えられた分岐は、間違った直進の方が行き止まりになっており、右折する方に標識がありました。

でも標識の「石道寺」の表示が取れていて字が判読しにくくなっています。

標識が荒れていたり、壊されていたりする例が多い気がします。動物の仕業なのか、心ない登山者がいるのか・・・

己高山のように高圧線の走っている山は電力会社の点検用の道と一般の登山道の区別が付きにくく、迷い易い気がします。

実はこの先にも右に曲がる場所があります。

以前は彦根の山岳会の方達と歩いていたの意識しなかったのですが今回、気が付かずに、行き止まりのために渡してあった棒をまたいで直進してしまいました。

今回は雪があったため、踏み跡が消えていて、あぶない、あぶないと引き返すと右に曲がったところに標識がありました。

おいおい、標識は曲がり角においてよね。と呟きつつ歩きます・・・よっぽどこの山では自分は迷い易い様に出来ているみたい。

その後は迷う場所もなく、紅葉を楽しみながら下って行きます。

石道寺、鶏足寺の分岐に到達、久しぶりの石道寺の十一面観音様にお参りに向います。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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