奈良公園 三月堂

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四月堂(三昧堂)

二月堂のご本尊十一面観音は秘仏で公開されていません。

二月堂を下りて、四月堂(三昧堂)にお詣りします。仏様の写真を撮っても構わないということで撮影させていただきました。

ご本尊の十一面観音像は2013年に東大寺ミュージアムに移られたのだそうです

東大寺ミュージアムは2011年開館、色々な仏像が居られるようですが、今回知見がなく、拝観出来ませんでした。

三月堂
三月堂(法華堂)

三月堂(法華堂)の仏様も何体かがミュージアムに移られているとのことで、是非ともの、またの機会の奈良を計画したいと思っています。

歩く度に、再訪するところが増えてしまうって、まあ限りがありません。

三月堂(法華堂)に入った途端に仏様の群像に圧倒されます。

三月堂の場所は良弁が最初に奈良の生活を始めた東大寺の前身である金鐘寺のあったところとされている。

建物は転害門などと同じく、創建当初の建物が戦禍をくぐり抜けて現存しているものなのだそうです。

といっても写真正面に見えているのは鎌倉時代に増設された札堂で、付随した良時代の建築物である正堂は札堂に隠れていて見えません。

手向山八幡宮
手向山八幡宮

仏様の中心の不空羂索観音はバラモン教シヴァ神を起源とし、手にした網であまねく衆生を救うことを祈願するということです。

造立時期は明確ではないようですが、盧舎那仏建立の願いを込めて、直前に彫られた、という説もあるのだとか。

三月堂から手向山八幡宮を抜けて春日大社に向かいます。

手向山八幡宮は東大寺建立、盧舎那仏造立にあたり、守護神として宇佐八幡宮から勧請され、平城宮に鎮座された。

御朱印をいただきに行くと、受付に大きく、二月堂、三月堂だのの行き方が大きく書いてあります。

手向山八幡神社
手向山八幡宮

手向山八幡のことを訊かれずに道案内ばかりでうんざりして、交番じゃないよと、目立つように書いたのだそうです。

そう言えば根津神社にお詣りしたときに、交番の表に、根津神社はこちら、と大きく道案内が書いてあったのを思い出します。

交番だって道案内係じゃないぞと、うんざりするのだろうなと、笑いながら通り過ぎたことを思い出しました。

春日大社に向かいます。

昨日の斑鳩の閑静さとは異なり、春日大社に向かう人も、春日大社から二月堂を目指す人波も多く、かなり混雑しています。

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春日大社への道の茶屋

春日大社に近づくにつれ、観光客は益々増える感じでしたが、紅葉はまだ今一という感じですから、これが盛りになったら、すごいことになりそうです。

春日大社にたどり着くと、平安時代、一条天皇が春日大社で食べたという麺を再現した「春日はくたくうどん」の看板があります。

お昼を過ぎた時間ですが、行列ができていて、まあここで、昼飯にしようと。米粉を混ぜたもっちりとした食感の平麺と言うことで、おいしくいただきました。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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