セントラルパークの朝0501

今日はハーレムのゴスペルツアです。集合場所の6番街のヒルトンニューヨークまでお散歩することにします。

早起きくまが一人眼を覚まして、外を覗くとツインタワーのホテルのもう一方のビルに登りくる朝日が映っていました。

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じっとしていられなくて、カメラを取り出して、朝日が昇っていく街の写真を・・・

くまのごそごそ音で、奥さんも起きてしまいます。どうせなら、早めに歩き出して、ゆっくり朝食を食べようと、仕度をして出かけます。

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すぐ近くにサンドイッチのSUBWAYがあるのですが、この時間帯(朝の8時頃)にはやってないのか、それともつぶれてしまったのか・・・開店していません。

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とりあえず歩いて、良さそうな処に入ろうと・・・昨日の朝のカフェはお気に入りになったのですが、再度最後の日にでも行くことにして、歩きながら、違うところを探せばいいねと・・・

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集合時間まで1時間半もあるので、街の中をまっすぐ行ってしまうのは、もったいなくて、とりあえずセントラルパークを歩くことにします。

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セントラルパークはニューヨークに着いた日にも歩きましたが、朝の陽射しに輝く、パークはまた格別です。ジョギングしている人もいますがまだ朝早いせいか、人はそれ程多くありません。

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コロンバス・サークルの真ん中にコロンブスの像が立っていますが、セントラルパークの中にも・・・

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コロンバス・サークルの像は帽子を被って、航海中に海原を見つめていると言う感じですが、こちらの像は無帽で、右手に国旗(?)をもち、左手を少し広げています。

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コロンブス像 セントラルパーク

見知らぬ土地に上陸して、戸惑いながらも「おれはやったんだ」とつぶやいている様な、何気に人間臭い感じがするコロンブスです。

リス君、アップを撮りたくて、こちらを向いてくれるの待っていましたが、結局後ろ姿だけ・・・レンズを望遠に換えるヒマはなく、走り去ってしまいました。

子連れジョギング・・・日本ではまず見ない光景のような気がします。

ロバート・バーンズはスコットランドの詩人で、スコットランド民謡の収集をして編集した「蛍の光」や「故郷の空」が世界に広く知られているとのことです。

ロバート・バーンズ像
ロバート・バーンズ像 セントラルパーク

ニューヨークにバーンズの像があるということはスコットランドの移民が多いこということの証左になるのでしょうか・・・

道路に埋められた各プレートにMulberry(クワの実)とあります。

路上に埋められた銘板
路上に埋められた銘板

名前の由来はわかりませんが、Endowed 2009とあるので、寄付をした人の名前をプレートにしてのこしているのではないかと思います。

興味の向う対象が時期により異なり、音楽、歴史、宗教、花・・・など全部を平均的にカバーすることはできなくて、あるものに夢中になるとその他のものがおろそかになるというところがあります。

セントラルパーク内のチューリップと五番街に抜けたところにあったチューリップです。

花の名前は難しくて、奥が深くて、ちょっと諦め気味に花は綺麗ならそれでいい、名前なんか判らなくてもいいとちょっと開き直る感じです・・・記事の移転に伴う見直しで、それなりに名前を入れてみましたが。自信はありません。

ケマンソウ(タイツリソウ(鯛釣草))というらしい。(2016.05.25追記)教会の庭などでもみることができました。

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ケマンソウ(タイツリソウ(鯛釣草))

北の方向に歩いてきましたがそろそろUターンして、朝食にします。
セントラルパークの周回道路にだんだんと自転車の人が多くなってきました。

中には日本人も居て、自転車を走らせながらの会話が聞こえてきましたが、日本の各地から来ているみたい・・・

5番街の入り口のところに抜けます。セントラルパークの南西側の入り口のコロンバス・サークルに対して南東部の入り口になります。

レノンのダコダ・ハウスを同じ建築家の作品というザ・プラザ フェアモントホテルがあります。ちょっと他のホテルとは格式が違う感じ。


フェアモントといえば・・・昔、サンフランシスコのフェアモントホテルに泊まったことがあります。当時100~150ドル位がアメリカのホテルの相場だったと思います。

よく行っていたカリフォルニアの田舎のモーテルは70ドル位だっと思うけど、都会のサンフランシスコに行くと、100ドルを切ることは無かったと思います。

よく覚えていないのですが、ホテルが満杯状態だったのか、少し違うホテルに泊まってみようと思ったのか、ネットのサービス価格で、フェアモントが安く泊まれるみたいなので予約してみようと思いました。

なにか上手くいかず、直接電話したんだと思います。拙い英語で値段を確認しようとしたのに、180ドル位で部屋を予約する羽目に・・・

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泊まってびっくり・・・

リビング、書斎、寝室と大きな部屋が3つもある大きな部屋でした。
興奮して、部屋のあちこちに座ってみたり、家に電話してみたりとはしゃぎ廻ってしまいました。

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と、昔話はおいといて・・・ハーレムツアの集合場所のヒルトンを目指して6番街に戻ります。

6番街にあったレストランで朝食を・・・可もなく不可もなく普通・・・いかにもアメリカのレストランらしい、薄いトーストのお店でした。

食事が終わって、6番街を南下し始めると、自転車の大集団が向ってきます。

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胸のゼッケンをみるとFive Boro Bike Tourとあります。

Bike New York主催で5月の第1日曜日に開催されるツアで、マンハッタン南端のバッテリパークをスタートしてブロンクス、クイーンズ、ブルックリンを経て、スタティンアイランドを終点とした5つの自治区(5Boroughs =5BORO)を走り抜けるお祭りということのようです。

フェアモント・ホテル
フェアモント・ホテル


ネットで当たってみると、色々なブログに参加記録が報告されています。今年の参加費が75ドルと毎年毎年、参加費がウナギ登りしていく・・・って愚痴も書いてありました。

参加者30,000人で、年が明けて間もなくの時期にいつもソルドアウトになる程の人気のツアとのこと。自転車持ってかなくてもレンタル自転車もあるらしいです。

フェアモント・ホテル
フェアモント・ホテル

なるほどセントラルパークに日本人の自転車の人が多かったのも判ります。といっても彼らはこの集団より先にセントラルパークまで来ていたのだろうか?

ゼッケンさえもらえればツアの一員として認められるので、先にセントラルパークまで来ていて集団を待っていたようです。

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それにしても、昨日、レブロン・ラン・ウォーク・フォー・ウーマンが開催され、今日はこのバイクツアとニューヨークは催し物の連荘。面白い街です。

最近、寂しき街、敦賀しか体感していないから大都市を歩く感覚が楽しいのだろうか?都会の中でもニューヨークは別格なのか・・・今でも、仕事でたまに東京行くこともあり、時々歩いています。

東京は東京で歴史、都市景観など、面白いのですが、こんなにワクワクする感じはない様な気がします。

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パリやロンドンなど他の外国の都市を歩いているときも似たような感じはそれなりにありますが、ワクワクの程度が違うような気がします。

ニューヨーク独特の魅力と言うのが大きいのだと思います。ってちょっと入れ込み過ぎ・・・

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おい、おい・・・集合場所のヒルトンにたどり着いて、向い側に見えるのに、自転車の波が途切れれず、横断を規制されて、たどり着けません。

規制しているボランティアに訊いたら、もうすぐ終わるので待ってろとのこと・・・少し列が切れた時に、強行突破させてもらいました。

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全員集合しますが、バスはこのツアを避けて、5番街の方で待っているとのこと、昨日のMOMAの前を通りつつ、バスに向います。

ガイドのおっちゃん、「今日は、エイズ・ウォークがあって大変なんです」って、自転車しか走ってないのにどこかウォークなんだろ?

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このおっちゃん、ハーレムでは有名人で名物日本人みたいです。どちらかというと自分の興味の向く物以外にはあまり関心がない・・・そんな感じでした。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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