8月13日は暑さしのぎに池田町の龍双ヶ滝に向います。
龍双ヶ滝は以前訪問した時の写真を掲載したことがあります。その時には龍双ヶ滝には関係のない記事に掲載しただけなので、ちょっと違いますが、まあ2度目になることには変わりありません。

何回か池田町に行ったことはあるので、道路標識たよりでナビを使わずに走ります。
右折して、今立の街中を抜けて、池田の街と龍双ヶ滝の分岐にでるつもりでしたが、武生の8号線バイパスをちょっと早めに右折してしまい、覚えのない道を山の中をひたすら走って、それでも池田町に入りました。
まず滝をみてから、池田のお蕎麦屋に行くつもりでしたが、もう12時も過ぎているので、先に食事にしようと「一福」さんに・・・

店の前に人がたむろしていてびっくり、およそ1時間以上、待つことになります。中をのぞくと、食べている人が少なくて、じっと耐えて蕎麦を待っています。
蕎麦打ちの時間がクリティカルで、待ち受けるお客が積み重なっていくようです。
電話で予約が可能なようで、あとから来た人が、予約ですと言って、中に入れてもらいますが、着席はしても注文後にまた同じ様に待っています。




暑くてうんざりしてくるころようやく席に座ることができて、塩蕎麦二つと醤油だし、生醤油を一つずつ注文して、また延々と待ちます。
でてきたお蕎麦は、しっかりした歯ごたえのあるお蕎麦で、美味しくいただきました。出汁はお勧めの塩が美味しいと思いました。
大分時間を喰ってしまって・・・能面美術館など町内を回るのはパスして、滝に向います。
道はかなり狭くなり、すれ違いが面倒になるころ、駐車場にたどり着きます。車を置いて歩いているとすぐ滝の流れが目に付きます。




龍双ヶ滝は「日本の滝百選」に唯一福井県から選ばれています。Mapion「日本の滝百選特集」
「『日本の滝百選』は環境庁(現・環境省)と林野庁の後援のもと、緑の文明学会、グリーンルネッサンス、緑の地球防衛基金の3団体が主催した日本の滝選考会によって、日本国内から応募のあった517の滝から選定された。」(Wikipedia)
この暑さで、多くの人が滝壺で遊んでいました。
結構な水量の滝で、眺めていると涼しくて気持ちがいい。紅葉の時期に来ても良いかもしれません。



滝を見る場所が近いので全貌をカメラに納めるのはかなり難しい。
観瀑台があるのですが、以前登ったのですが、樹が邪魔して、余り展望は良くありませんでした。
自然保護上、問題あるかもしれないけど、もうすこし整備して滝の展望を確保してもいいのではと思ったことを覚えています。



龍双ヶ滝への道の途中に「宝慶寺」の標識が見えました。
前に来た時には全く知らなかったので気になりませんでしたが、司馬遼太郎の「街道にて」で、司馬が「越前諸道」で最初の訪問先に選んだのが宝慶寺です。
以前、道が怖そうなので滝から引き返した記憶がありますが、「街道にて」を読みかけていた奥さんが是非行ってみたいと・・・恐る恐る向うことにします。
