舟から上がって、南禅寺に向かいますが、どうせなら久しぶりの永観堂もお詣りするかと。
どちらかというと、人波の流れに逆らった感じで永観堂にたどり着きます。
門前には「もみじの永観堂」の立て札があり、まるで春きてもしょうがないよ、とでも言わんばかり。
蕎麦屋さんがあります。そろそろ昼時ですが、まあ拝観してからでいいかと、パスしますが、これが敗因で、出てきたときには行列が出来ていて、あきらめます。
乏しい記憶をたぐると、最初に永観堂を訪れたのは、バックエンド研球会でお付き合いいただいている先生が、何かの受賞をされたお祝いがウェスティン都ホテルで開かれた時でした。
なにかのお祝いって随分失礼だけど、なんだか全然覚えていない。
大学御退官のお祝いもかねていたかも知れない・・・って、ますます失礼になっていく・・・
当時はウェスティンの冠は付いていませんでした。
ホテルにたどりついたのは開始の1時間半前くらい・・・
時間があるので、というより、早めに行ってどこかをお詣りしたいと考えていて早めに行ったのだと思います。
その時に初めて永観堂をお詣りしました、。
確か、2月の冷え込む日で他に拝観する人もなく、足先がじんじんするほどでした。
一室にビデオが備えてあり、永観堂の四季を紹介するビデオが流れていました。
時間はたっぷりあったので、椅子に座らせていただき、鑑賞、なるほど、秋に再訪しようと納得した次第。
その後、秋の紅葉の季節に参拝し、さらに、季節は覚えていませんが、家族とともにお詣りしていますから、都合4回目になります。
ご本尊の阿弥陀像と法然上人双方の御朱印を頂きます。
永観堂境内の数少ない桜は盛りを過ぎていて、茶店付近の放生池に彩りが多く残っている感じでした。
このころになるとまた雲が多くなってきて、多宝塔まで上がりましたが、見晴らしは今一でした。