土曜日はゴルフのお誘いがありましたが仕事に・・
夜に大雨になりました。日曜の朝も土砂降りの雨でしたが10時頃に上がり、陽が射してきます。

スノーシュー担いで野坂に・・・と思いますが、ザックには大きくて入りません。
いずれザックへの固定方法を検討するとして、今日は野坂は諦めて、マキノに行ってみようと思いました。
マキノのスキー場のところがスノーシューのゲレンデになっているので、車で近くまで行けて、担ぐ必要がないと考えたからです。
161号線に入り、新疋田を通り過ぎると段々と雪が多くなり、国境スキー場がオープンしています。このスキー場、雪のないときに見ると廃墟みたいなので、現役のスキー場とは思っていませんでした。失礼しました。

161号からマキノスキー場に曲がると赤坂山は雲の中ですが雪がある模様で、期待が高まります・・・
が、マキノに着くと一面の草原が広がっていました。
帰るときにはグランドゴルフ場の整備が始まっていました。今年はマキノでは雪が随分少なかったのだと思います。
スノーシューレンタルの看板がある小屋の受付でお聞きすると、最近は武奈の木平まで登ってからスノーシューを履いて赤坂に登るとのこと。
駐車場で仕度しているグループはガイドに連れられて赤坂にスノーシュー登山するのだそうです。ガイド料は一日15,000円とのこと。
5人のグループですから一人3,000円で、まあキャディフィー並で妥当な線かもしれません。

でも、ガイド雇って雪遊びなんて、赤坂の裏側の野坂山ではありえない感じです。
もう時間も遅いので、赤坂の頂上まではちょっと無理かな?と思います。ともかく武奈の木平まで行ってスノーシューを試すだけでもいいやと思いました。

受付で紐をもらって、ザックにスノーシューを縛りつけます。結局担ぐなら野坂でも良かったことになりますが・・・
登り始めは雪がありませんが、すぐに雪が残った道を歩くようになり、途中からは雪道が続くようになります。

ふと下を見ると、雪の上を黒いものがゆったり動いています。コオロギみたいです。
雪の窪みに落ち込んで動けなくなったみたいなので上に出して上げますが、どうやら力尽きたみたいでした。

雪が柔らかいため、歩き難い。
いっそスノーシューを履こうかと思いますが、「今は武奈の木平から履く」という話をされたため、雪があってもまたすぐ脱がなければがなければならない目に会うに違いないと我慢して歩きます。

結局途中5mくらい雪が途切れているところがありましたが、ほとんどが雪道になっていましたのでスノーシューのままでも問題なさそうでした。

到着した武奈の木平は深い雪に覆われていました。

武奈の木平の手前で追いついてきたご夫妻も、赤坂は諦めてここでお弁当して帰るとのことでした。
オニギリを食べて、いよいよスノーシューです。赤坂をバックに記念撮影を・・・
スノーシューへの靴の調整は済ませてあります。靴はくるぶしのところのラチェットベルトで簡単に固定ができます。
ビンディングのかかとのロックを外すと、ノルディックスキーの様にかかとを上げて歩くことができます。これが登り、平坦な所および、少しくらいの下りを歩くのに楽で、えらくたのしいです。

ちょっとこれは病みつきになりそうな面白さです。
本格的な下りに入ったらビンディングをロックします。かかとを固定してしまえばカンジキと同じことになるわけです。
カンジキは、がに股で歩く必要があるそうですが、スノーシューはそれ程意識する必要はなさそうです。
ただし縦長なので、自分の爪先を踏んでしまうことがあります。
自分のスノーシューはネットで購入したのですが、経験がないため、機能を読んでもよくわからなかったので見た目だけで、TSLに決めた感じです。
従って、機能的に他ブランドのものとどう違うかは自分にはわかっていません。

スノーシシューの専門ページもありますし、ブログで色々なスノーシューを比較している方もいるので遅いかもしれないけどこれから勉強して行こうと思います。
(スノーシューサイトSNOWWLK)




武奈の木平で遊んでいると、赤坂の山道の方から、スノーシューを履いた人、ソリを持った人、小さいスキーを持った人など様々な人が降りてきます。
赤坂の頂上付近の草原で雪遊びをしてきたのだと思います。
雪と遊ぼうという意欲満々の人たちを見ているとちょっと野坂山とは雰囲気の違うような気がします。
さらにしばらく歩きまわって楽しんでから、そのままスノーシューを履いて下りました。
先程のご夫妻が「面白そうですね」と声をかけてきました。

雪山は野坂だけでいいと思っていましたが、色々なところに行きたくなってきました。
今年は暖かくなってしまいましたが、来年からは冬は仕事やゴルフをしている暇はない、雪遊びだぞと・・・