ハワイ島1114 続き

到着したバンに乗り込んで、びっくり。

昨日のツアーにも参加していた、女性ペア、ご夫婦ペアと見慣れた方達がおられました。お互い考えることは似たようなものということです。

まあ行くところが限定されているという言い方もあるかも知れませんが・・・

プルメリア

前に書いたように、マウナケアの時に比較すると、バンが小さ目で、乗った時から狭いなと思っていましたが、さらに2つのホテルに寄って客を拾うとのこと。

ホンコンオーキッドツリー

定員以内とは言え、長い距離のツアーで、ちょっと乗せ過ぎじゃない?って感じ。

まあ、キラウェアに着いて、壮大な溶岩平原を目の前にすると、そのスケールに圧倒されて、狭い車内のことは忘れてしまいましたが。

TEXドライブイン

バスは昨日のマウナケアへの道より北方の道を行き、TEXドライブインに寄ります。ツアーのサービスで名物マラサダを御馳走になります。

またひたすら車は走り続けます。途中運転手を務めるツァーガイドは色々説明してくれるのだけど、早口でつぶやくような感じで、ときどきしか内容が判りません。

昨日のバスもそうでしたが、窓ガラスが汚くて車中から撮った写真は全滅状態でした。

TEXドライブイン

ヒロに到着します。街中は通らなかったのですが、コナのリゾート地と言う感じに比較して、ヒロは大きな街で都会と言う感じがします。

1810年にハワイを統一した英雄「カメハメハ大王」の銅像があります。周辺が大きな公園になっていて、ゆったりして気持ちのいいところです。

カメハメハ大王

カメハメハ大王像は下記の4体があり、オリジナルは①のカパウアの像なのだそうです。

①ハワイ島の北部(カパアウ)
②オアフ島ホノルル
③アメリカ合衆国ワシントン
④ハワイ島のヒロ郊外(本像)

昔日本の大抵の小学校の校庭に立っていた二宮尊徳像の様に、あちこちに立っているようなイメージがあったので4体しかないのかと、ちょっと意外でした。

カメハメハ大王

途中ビッグアイランドキャンディで休憩。お土産を済ませようと、ついつい買い物をしてしまいます。

飲み物を頼んだお姉さんにうつつを抜かして、クレジットカードを落として、拾ってもらう失態も・・・気が付かずに出発してしまうところでした。

b010ビッグアイランドキャンディ

ハレマウマウの火口に到着。雲に隠れた壮大なマウナロアの裾野が近くに見えています。

ジャガー博物館駐車場マウナロア

広大なクレーターの中に蒸気の立ちあがるハレマウマウの火口が見えます。広がるクレーターを含めた広大なスケール感を写真で切り取るのは難しいです。

ハレマウマウ火口

この木はここにしかない珍しい木という説明だったような気がしますが、名前を忘れました。

ハレマウマウのところにジャガー博物館があり、火山の説明の展示と関連商品のショップがあります。

火山の象徴である火の女神ペレの姿が目立ちました。

ここは地上に噴出した火口ですが、海に流れ込む所で噴出しているところがあるそうですが、通行禁止になっていて近づけないのだそうです。

ハレマウマウを後にして、蒸気がほんわりと昇るスチームベント、溶岩トンネルと熱帯雨林のLAVE TUBEを経て溶岩台地に向かいます。

スチームベント
LAVE TUBE
熱帯雨林

溶岩が台地を流れて一段下に流れて広い海岸を覆い尽くして海に流れ込んだ跡を生々しく見せている溶岩台地にたどり着きます。

この後、向かうのですが、海岸線に見えているところが崖になっていて、さらに海に溶岩が流れおちたところを示しているところです。

溶岩大地

この溶岩だらけの土地にもしぶとく植物が育っています。

昨日と同じように夕飯のお弁当が配布され、「岩が崩れそうな部分に注意して、食事場所を選んでください。」との注意を受けます。
夕食終了後、付近を歩いて写真を撮ります。

岩台地の彼方に夕陽が沈んでいきました。

遠くに居た家族がなにか叫んでいますが聞こえませんでした。

b02497n8AE28AC8ADD82CC975B97z2

家族の方に行って見るとこの危なそうなブリッジの端に立って写真を撮っていたそうで、ちょっとぞっとします。

暗くなって来て、再びハレマウマウに戻ります。

夜のハレマウマウ

火口がほの紅く光るのをバックに、ガイドさんと、昨日のツアーも一緒だった女性ペアと記念撮影します。

女性達に「ハワイのお父さん」などと呼ばれて、喜んで写真係を引き受けます。

夜のハレマウマウ集合写真

帰りはマウナケアに行った時と同じ道を帰り、高度の高いところで空を眺めますが、今夜も月と木星と微かな星座が見えるだけでした。

望遠鏡の性能が今夜の方が良いらしくて、木星の衛星、木星の筋がはっきり見えるという点が若干違いましたが・・・

ホテルにたどり着いたのは10時前、初日に行ったレストランがライブ演奏していて23時頃までオープンしているらし、と向かいます。

オーダーは飲み物だけで、食べ物は一切なしでしたが久々のカクテルを注文。

舞台ではギターの伴奏で女性が唄って、地元の人中心のお客さん達が踊っています。

楽しく飲んでいた家族も地元のおっちゃんと楽しそうに踊っていました。ちょっと馴染み過ぎじゃないかしら・・・

そして、全ての行程が終わりです。

正直言うと、ツアーのバスの2日連続はちょっときつかった。一日か二日間のインターバルがあれば、詰め込まれてももう少し、楽だった様な気がします。

それでも、7月に北海道でスケールの大きい光景に感激しましたが、さらにそれを上回るスケールの光景に触れて大満足でした。

できれば自分で車を借りて好きな所に行けるようにした方が面白いし、楽な気がします。

ハワイ島しか知らないのですが、自分のイメージしていたハワイとは違う、荒々しい自然の面白さが色々ありそうです。

ハワイ島で執り行われる(はずの・・)上の娘の結婚式を楽しみに待っていようと思います。

帰りのコナ空港で、ツアーで2日間ご一緒した女性ペア、ご夫婦がまたおられて、ホテルは違うけど、一緒のパック旅行しているみたいな気持になりました。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA