ウフィツィを訪れたのは、フィレンツェ2日目の4月29日です。
あまりにも時間が経ちすぎて、今更、ウフィツィを前面に立てるのが恥ずかしいのですが、ようやく整理に取りかかろうと。
大分記憶が薄れてしまい、写真を見ても思い出せなくなってきて少々、焦っていますが、まあボチボチ行こうかと。
フィレンツェ1日目でヴァザーリ、ボーボリおよびぱらティ-ナ美術館と歩き、2日目は朝からウフィツィを廻ろうと計画を立てました。
最初にパリに行ったときに一番時間がかかったのは、オルセー美術館で、朝から行って、3時近くまで居て、疲れ果てた記憶があります。
普通は、ルーブルの方が時間がかかりそうですが、夫婦二人の嗜好が、どちらかというと、絵に、しかも、印象派以降の絵にあり、関心の対象範囲の違いというところだったのでしょう。
自分は、今は、興味が広がってきているのですが、ルーブルに最初に行った時には、フランスが諸国から「簒奪」してきたエジプト等の遺産は見たくはないと、ちょっと肩肘はっているところがあり、素通りしてしまいました。
ロンドンで大英博物館に行った時にも、同じ理由で、エジプトエリアをパスしていましたので、結構、時間をかけずに廻ってしまいました。
ウフィツィを廻るのにどれくらい時間がかかるか判らないけど、せっかく行くなら、慌ただしく廻るのは嫌なので、朝一で行って、終わってから、余った時間でヴェッキオ宮殿を見たりしようと、決めます。
昨日、何回かウフィツィの前を通り過ぎて、大行列が出来ているのを確認していました。昼頃から入ろうなどという根性だとエライ大行列を並ぶ必要がありそうなので、やはり、朝一ウフィツィだねと話していました。
必要な時には、早起きに自信のあるくま夫妻、7時頃にホテルを出て、まず、ウフィツィのチケット売場の場所を確認してから、朝飯をとろうと、ウフィツィに向かいます。正確な時間を忘れてしまって、今確認すると8時15分開館とノキ祭があります。
ウフィツィに着くと、受付の先頭当たりと考えられる場所に女性が一人立っています。ちょっと驚き、「開館を待っているのか?」と訊くと、「そうだ」と。えっ!!
昨日、来たら2時間待ちと言われて、諦めて帰り、今日こそはと1番乗りしたんだと、いうことでした。
チケット売場を確かめて、朝食を食べに行こうと思っていたのですが、不安になります。まあ1番乗り、2番乗りを狙っていたわけではないけど、この調子でどんどん並ばれてしまうと、どうなるんだろうというところです。
ゆっくり朝食というのは諦めて、パンとジュースを買ってきて、ウフィツィの壁に備え付けのベンチで朝食にしました。
.結局、開館時には100人くらいの列ができていたでしょうか?まあ、朝早ければ、並んでいなくても10~20分程度の時間で入れるということが言えそうです。
中身の話は次回以降になります。